SNS
用途
- これは
Simple Notification Service
といって、通知の機能です。いろんな通知機能があるのですが、本作業ではCloudWatch(監視サービス)からメール送るのために利用します。利用するにはトピックをというものを作成する必要があります。
トピックの作成
- AWSコンソール画面の検索窓に「Simple Notification Service」と入力し、
Simple Notification Service
をクリックする。 - 左メニューの
トピック
をクリックし、トピックの作成
ボタンを押下する。詳細
画面が起動するので次項の内容を設定し、ページ下部のトピック作成
ボタンを押下することで作成できます。
詳細
設定項目 | 設定値 |
---|---|
タイプ | スタンダード |
名前 | mattermost-sns |
表示名 - オプション | mattermost-test |
暗号化 - オプション
デフォルト設定でOK
アクセスポリシー - オプション
デフォルト設定でOK
データ保護ポリシー - オプション
デフォルト設定でOK
配信再試行ポリシー (HTTP/S) - オプション
デフォルト設定でOK
配信ステータスのログ記録 - オプション
デフォルト設定でOK
タグ - オプション
設定項目 | 設定値 |
---|---|
キー | Name |
値 - オプション | mattermost-sns |
作成したトピックの確認
作成されたトピックを確認します。ARNが後ほど必要になります。
サブスクリプションの作成
- トピックにメールアドレスを登録します。これでこのトピックを利用したときに登録したメールアドレスに通知を行うことが可能になります。
- 作成したトピックの名前をクリック →
サブスクリプションの作成
ボタンをクリックします
画面 | 設定項目 | 設定値 |
---|---|---|
詳細 | トピック ARN | mattermos-snsのARNを選択する |
プロトコル | Eメール | |
エンドポイント | 自分のメールアドレス | |
サブスクリプションフィルターポリシー - オプション | (デフォルトのままでOK) | (デフォルトのままでOK) |
Redrive ポリシー (デッドレターキュー) - オプション | (デフォルトのままでOK) | (デフォルトのままでOK) |
認証メール受信確認
サブスクリプションの作成ボタンをクリックした後に、AWS Notification - Subscription Confirmation
というメールを受信します。メールを開いてConfirm subscription
をクリックします。受信できない場合は、迷惑メールになっている可能性があります。
CloudWatch
CloudWatchとは何か?
監視機能です。ここではEC2のリソースを監視することに利用します。
アラームの作成
- AWSコンソール画面の検索窓に「CloudWatch」と入力し、
CloudWatch
をクリックする。 左メニューの
すべてのアラーム
をクリックし、アラームの作成
ボタンを押下する。メトリクスと条件の指定
画面が起動するので次の設定をgif動画見ながら行ってください。設定内容はCPU使用率が60%を超えたらメール通知する内容となっています。設定内容(項目が多かったので大事そうなものを書いてます。書いてないものはデフォルトのままでOK)
設定画面gif版
(任意作業)CPU使用率を上げてアラートを出す方法
- 詳細は 技術メモメモ: 謎のコマンドyesの使い方(Linux標準コマンドでCPU・メモリに負荷を掛ける方法) を参照してください。
ssh EC2 # 負荷をかけるコマンド yes > /dev/null & # 確認 top # 負荷を止めるコマンド kill %1 # 確認 top
yes > /dev/null
は1回でCPU使用率が60%を超えると思います。
負荷が足りない場合はCloudWatchの画面を見ながら調整してください。
メール到着まで10分ぐらいかかると思います。
- メールタイトル:
ALARM: "mattermost-cpu-alerm" in Asia Pacific (Tokyo)
- メールタイトル: